ぶどう栽培の日記⑥ ジベレリン処理2回目
暑い日が続いていますね。
ぶどう園もすっかり夏の日差しです。
ぶどう園では、粒の肥大化のため2回目のジベレリン処理がおこなわれています。
1回目のジベレリン処理の記事はこちら
https://hattendofarm.co.jp/20240612-diary5
2回目は「らくらくカップ」というジベレリン処理器を使用します。
ちょっとわかりにくいですが、カップのふちからシャワー状に噴出するので粒が大きくなっていてもムラなく全体に飛散できます。
「らくらくカップ」を使用することで、体への負担も軽減され、作業効率もアップ!
ぶどう農家の必需品です。
2回目のジベレリン処理
これから摘粒作業、袋掛け作業と忙しくなってきますよ!
さて、「ぶどう栽培日記③」にて少し触れたままになっていた「グロースクローネ」というブドウ品種についてご紹介します。
グロースクローネ(出典:農研機構)
「グロースクローネ」をご存知の方はかなりのぶどう通!
市場においてほとんど知られていない品種ですが、八天堂ぶどう園では今年初収穫を迎え、とても期待している品種です。
もともと、圃場管理を担っている職人の元職場である農研機構(東広島市安芸津町)にて開発された品種で、藤稔と安芸クイーンを交配させた“大粒ぶどう”です。
ピオーネより粒が大きく、ごろっとした感じがとっても美味しそうですよね。
3年前に苗木を植えて、やっと収穫を迎えるので楽しみです!
木が定着するまで時間を要するので、収穫量は徐々にしか増えないと思いますが、シャインマスカットの次にくる品種だと思っています!
これからも発信していきますので、ご期待ください!
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