―ぶどう栽培の日記②芽かきってなに?―
4月22日。今、八天堂ぶどう園では「芽かき」が始まっています。
芽かきとは、芽を選別して数を減らす作業です。目的は、栄養を集中させること。また、花の時期を合せて今後の作業時期を同一にさせるためです。
この作業によって、ぶどうが成る枝をどのように伸ばすかが決まる大事な作業です。
前回設置したトンネルビニールは、ぶどうの実に雨が当たらないようにするためですが、この芽かきを間違えるとぶどうの実がビニールの外に成ってしまいます。
八天堂ぶどう園では、座につき2つの芽を残し、来月実施する誘引にて1つに絞ります。
なぜ、2つ残すかというと誘引時に誤って芽が取れてしまった時に必要となります(誘引については、次回ご紹介します)。
誘引だけでなく、来年1月に実施する剪定も見据えて判断しなければならず、想像力が必要となる作業です。
(※座:新芽が出るところ)
次々と新芽が出てきてますね。本日もあいにくの雨です
生え方を確認しながら芽かき中
慎重に…
樹齢が経った木ほど、新梢が枝の先から出てきますよ
スタッフ総出でひとつひとつ行っていきます
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